Takeshi Music

好きな音楽について

チャイコフスキーのピアノ三重奏曲

記憶に残っている演奏がある。 チャイコフスキーのピアノ三重奏曲。 この作品が良いことは、アルゲリッチ、クレーメルとマイスキーの伝説的なライブ録音で知っていて、ぜひ生で聴いてみたくなった。 チャンスは東京で、ルガンスキー、レーピンとマイスキーと…

ピリスとアルゲリッチ

最近驚いたこと。 既に引退していた名ピアニストのピリスが、ピアノ演奏を披露した。 ピリスの自宅かスタジオみたいな場所で演奏された。 曲目は、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番(悲愴)。 悲しみや懐かしさといったさまざまな感情が現れたが、この…

ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲

CDが好きで今まで粘ってきたのだが、コロナの影響で輸入が遅れていたり配達にも気を遣うようになったり、その結果、ダウンロードも利用していくことにした。 クラシック音楽の場合、音質やダウンロード可能なアルバムの範囲など問題はあるけれど、とにかく…

オペラ《椿姫》

メトによる一夜限りのネット配信でオペラ《椿姫》を観た。 主役はナタリー・デセイだった。 デセイは風邪を引いて不調だったはずだが、思っていた以上に良かった。 別日に撮りなおしたのかもしれない。 この公演は2012年。 デセイはその後オペラから引退…

ラヴェルのピアノ協奏曲(両手)

オペラが中止された。 バレエは強行された。 新型コロナの混乱の中で、今後の演奏会の予定がどうなるのか注目している。 経済への影響、不安もある。 ラヴェルのピアノ協奏曲、カラフルで騒がしい第1楽章が終わると、静かな美しい第2楽章が始まる。 第2楽…

第9交響曲

先月、ベートーヴェンの第9交響曲の第4楽章を歌った。 テナーとして合唱に参加させていただいたのだ。 やはりすごい作品だと改めて感じた。 舞台上で全身で感じた。 途中、若干古めかしく感じられる管弦楽の部分もあったけれど。 2020年はベートーヴェ…

くるみ割り人形

英国ロイヤルバレエ団の「くるみ割り人形」をDVDで観た。 まずオーケストラと少年合唱が素晴らしかった。 チャイコフスキーの音楽を魅惑的に演奏していた。 そしてプリンシパルのヌニェスを筆頭に、ムンタギロフ、オサリバン、サンベ、金子らの踊りと演技は…

バッハの音楽

バッハのある曲が心にすっと入ってきた。 オルガン曲のピアノ編曲版。 僕は知らなかったが、最近話題のオラフソンというピアニストによる演奏だ。 曲が良いのか、演奏が良いのか。 多分、両方だろう。 とにかく台風の後で、ほっとする音楽だった。 繰り返し…

ホーフマンスタール

増税前、本屋に行ったら、レジまで長蛇の列ができていた。 待ってる間にチャンドス卿の手紙を読み終わった。 作者のホーフマンスタールはオペラ『ばらの騎士』で有名だ。 『ばらの騎士』、ストーリーはくっついたり別れたり最後までそんな感じだけど、元帥夫…

ヴィヴァルディ「四季」より夏

昨日は突然の雷雨にびっくりした。 近くで雷が落ちていたようだ。 雨だけなら我慢して外に出られるが、雷は怖い。 ヴィヴァルディ「四季」より夏:第3楽章が頭の中で流れた。 実際の雷の下では、音楽を聴いている余裕もなかったけれど。 ニュース映像を見て、…

謝肉祭とウィーンの謝肉祭の道化

シューマンのピアノ曲は、やさしい。 弾くのは難しいと言うけれど、聴く者にとってはやさしい。 「謝肉祭」と「ウィーンの謝肉祭の道化」。 そして、「パピヨン」も。 流して聴いていると、耳なじみのメロディーが出てきておもしろい。 最近になって、「パピ…

合唱と合唱幻想曲

ベートーヴェン ベートーヴェンにはなんとなく苦手意識があった。 小さな頃からピアノでよく弾かされたからかもしれない。 最近、ベートーヴェンを聴いている。 ピアノソナタ後半。 第9交響曲。 合唱付きの第4楽章、素晴らしい! 歌えるようになりたい。 …