記憶に残っている演奏がある。
チャイコフスキーのピアノ三重奏曲。
この作品が良いことは、アルゲリッチ、クレーメルとマイスキーの伝説的なライブ録音で知っていて、ぜひ生で聴いてみたくなった。
チャンスは東京で、ルガンスキー、レーピンとマイスキーという豪華なメンバーのライブ演奏で聴くことができた。
全員、ロシア音楽を弾かせたら超一流の器楽奏者たちだ。
演奏はもちろん素晴らしく特別な時間だった。
ルガンスキーというピアニストについては、それまであまり知らなくて聴いていなかったけれど、今では大好きなピアニストの一人になっている。