バッハの音楽
バッハのある曲が心にすっと入ってきた。
オルガン曲のピアノ編曲版。
僕は知らなかったが、最近話題のオラフソンというピアニストによる演奏だ。
曲が良いのか、演奏が良いのか。
多分、両方だろう。
とにかく台風の後で、ほっとする音楽だった。
繰り返し聴いていた。
様々な感情にマッチするバッハの音楽はすごいと思う。
片岡
ホーフマンスタール
増税前、本屋に行ったら、レジまで長蛇の列ができていた。
待ってる間にチャンドス卿の手紙を読み終わった。
作者のホーフマンスタールはオペラ『ばらの騎士』で有名だ。
『ばらの騎士』、ストーリーはくっついたり別れたり最後までそんな感じだけど、元帥夫人は素敵な役だと思う。
三重唱などリヒャルト・シュトラウスの音楽が美しい。
世紀末ウィーンの雰囲気も感じられる。
ヴィヴァルディ「四季」より夏
昨日は突然の雷雨にびっくりした。
近くで雷が落ちていたようだ。
雨だけなら我慢して外に出られるが、雷は怖い。
ヴィヴァルディ「四季」より夏:第3楽章が頭の中で流れた。
実際の雷の下では、音楽を聴いている余裕もなかったけれど。
ニュース映像を見て、やはり自然は怖いと思った。
自然は美しいものだが、甘く見てはいけない。
その点、音楽はただ美しい。
と書いたけど、美しくない音楽もあるか。
それにしても、 いつになったら秋らしくなるのだろう。
片岡
謝肉祭とウィーンの謝肉祭の道化
弾くのは難しいと言うけれど、聴く者にとってはやさしい。
「謝肉祭」と「ウィーンの謝肉祭の道化」。
そして、「パピヨン」も。
流して聴いていると、耳なじみのメロディーが出てきておもしろい。
最近になって、「パピヨン」にチャイコフスキーの「くるみ割り人形」と共通の曲が使われていることに気づいた。
「くるみ割り人形」組曲には含まれていない曲だから、全曲を聴かないと分からないことだけど。
つまり、バレエ好きで「くるみ割り人形」を観ている人が「パピヨン」を聴いていたらふと気づく。
「謝肉祭」には、ショパンやクララ・シューマンが登場する。まるで絵画のようだ。
今日もシューマンを聴いている。
伊藤恵のCD「シューマニアーナ」が好きだ。
片岡